競技詳細情報
Competition Detail
第5回全日本学生選抜ライフル射撃選手権大会
期間 -
会場埼玉県長瀞射撃場

競技成績

活動報告

下記は、京産大アスレチックの記事です。

快挙!安斎 全国3位 緊張に打ち勝った

安斎美帆(外4)が出場したエアライフル立射40発競技は、まず予選で1時間15分以内に10m先の的に向けて40発撃ち、10点満点で合計を競って、成績上位8名がファイナルに進出。ここでは1発に75秒以内で撃たなければならず、それを10回繰り返し、小数点を含んだ点数の合計を競う。そして予選とファイナルの点数を合計したものが最終的な結果となる。

今回の大会は、日本ランク上位者や今春の大会で好成績を収めた選手のみが出場できる、ハイレベルな大会。そこに優勝候補として乗り込む安斎だが、実は就職活動で満足な練習ができていなかった。射撃はフォームが命であり、日々の反復練習で撃つ一連の動作を体に染み込ませ、自動的に動くことができるようになる必要がある。しかし練習不足が祟り「銃の揺れが止まらなかった」という。だが安斎はそんな逆境をも跳ね返してしまう。常に静止した状態を保てなくても、今なら体を固定して中心を射抜けるという一瞬を掴んで引き金を引くことができる、これが安斎の才能なのだ。結果、首位と1点差の2位という好成績で予選を終え、ファイナルに進出する。

ファイナルでの安斎は、競技前は緊張しないのだが、いざ始まると緊張で震えが止まらないという弱点があった。そのため、昨年も予選1位からファイナルで6位へ転落。そこで今回は、試合前から本番をイメージし、自分を緊張状態に追い込んでから挑む作戦を導入。これが見事に当たり、「焦らず集中することができた」と、首位との差を1.3点差に留め、昨年を上回る3位という成績を収めた。

4年間のキャリアで一気にトップ選手へと駆け上がった安斎。OBの強い後押しもあり、卒業後も射撃を続ける決意を固めたという。「射撃なら頂点に手が届く気がする」と語るように、これからは国体優勝という目標に向かい、更に才能を開花させていく。

2009年度の競技情報

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